課題・悩み別で探す
本課題・悩み別ページ一覧はビジネスドライバーとは組織が戦略を実現するために必要な人材・要素を29の分類にまとめたものです。以下の4つの分類の中に、それぞれ紐づく29のビジネスドライバ―があります。この29の中から、1年後・2年後・3年後と、それぞれのフェーズに必要となるビジネスドライバ―を選定し、具体的に誰を選抜・活用するか、どの要素をどう集めるかを考えます。人材の育成・選抜プログラムをお探しの方は、ぜひこちらから興味のあるビジネスドライバーからご覧ください。
新たな未来を創る
SHAPE THE FUTURE
組織が発展し続けるためには、常に未来を描き、新たなビジネス(組織・サービス・商品・商材)を生み続ける必要があります。組織を統合する、新組織を設立する、戦略を立案する等がここには含まれます。国内だけでなく国外・グローバル市場を見据えた活動を開始する必要もありますし、その中で組織の抜本的な改革に着手する必要も生じる可能性があります。
-
新組織の設立
—既存の組織における新規事業部、もしくはスタートアップ企業を設立し、活動を開始する。
-
グローバル重視のさらなる促進
多様な国・地域・文化において効果的に活動するために組織力を強化する。組織の製品、サービス、人材、システム、プロセスのグローバルな関連性を高める。
-
新組織の統合
戦略的な新組織の統合のための大規模な変革をリードする(買収や企業再編など)。
-
組織戦略の立案
組織ビジョンの実現に向けて、長期的な方向性や目標を設定する。
-
組織の抜本的な変革(パラダイムシフト)
組織のビジョンに基づいて、組織全体の戦略・風土における急激かつ抜本的な変革へ深くコミットする。コスト管理において最も重要な部分を特定し、機会を捉えてコスト削減に取り組む。
戦略を成果に変える
EXECUTE
ビジネスを前に進めるためには、組織を効率的かつ合理的に運営していくことが求められます。運営コストの管理や削減にとどまらず、プロセスの効率化、新たなオペレーションの導入と実行といった挑戦も必要です。新たにプロセス・イノベーションを始める際には、社内コントロールや関係者の巻き込みも必要になってきます。戦略遂行に向けた人・もの・金・情報といったリソースの最適な活用も欠かせません。
-
運営コストの管理と削減
コスト管理において最も重要な部分を特定し、機会を捉えてコスト削減に取り組む。
-
アライメント(整合性)とアカウンタビリティの作成
組織のビジョンに基づいて、部門間の方向性を整合させる明確な目標を設定する。ビジネス目標の円滑な実行を推進するための人、プロセス、戦略のシナジーを生み出す。組織のリソースを最大限活用するための仕組みやプロセスが、一貫性をもって効果的に実行されるようにする。
-
プロセス効率化の推進と実行
組織のリソースを効果的に使い、業務の効率を高めるシステムやプロセスを作り、決断を下す。
-
プロセス・イノベーションの推進
効率性と効果性を維持し高めるプロセスを、継続的に向上させるために、自ら考え、行動を起こすよう、組織に働きかける。
-
社内コントロールの強化
規制の厳しい環境における成功を成し遂げる。適切な法規制やガイドラインへのコンプライアンスを強化する組織風土を作る。
-
戦略遂行に向けたリソース活用の最適化
組織の戦略や風土の変化に対して適切なリソース配分と整合を図る。
-
事業成果や組織風土のV字回復
悪化傾向にある事業成果を立て直し、効果的/効率的なパフォーマンスへとV字回復させる。
業績向上の基盤を作る
ELEVATE PERFORMANCE
組織がその利益を最大化するためにはパフォーマンスの向上が欠かせません。ハイパフォーマンスを是とする組織風土をつくること、戦略的なパートナ―関係を構築すること、社内エンゲージメントを形成することなどが、ここでは重要になってきます。組織人材力や製品・サービス品質の強化にも着手・注力することで、市場・顧客から選ばれ続ける組織であるために、パフォーマンスを向上させ続けることが大切です。
-
ハイ・パフォーマンスの組織風土の形成
高い誠実性を持ちながら、すぐれた業績を維持し、更なる事業成長を目ざす組織風土を形成する。ビジネス戦略を協働的に実行するよう、社内/組織内において戦略的なアライアンスやパートナーシップを構築する。
-
戦略的なパートナー関係の構築(社内/組織内)
ビジネス戦略を協働的に実行するよう、社内/組織内において戦略的なアライアンスやパートナーシップを構築する。
-
顧客重視の風土形成
製品やプロセスが顧客満足が得られる形で提供される環境をつくる。ビジネス活動すべてに顧客の視点を的確に反映させる。
-
社員エンゲージメントの形成
組織貢献や成果達成に向けて、社員が情熱を持ってコミットし、自らの職務に誇りと当事者意識を持つような職場環境を形成する。
-
組織の人材力強化
ビジネスの状況に対して、人材の適材適所(適切なスキルとモチベーションを持つ人材が、適切なタイミングで、適切なポジションに就いている)を実現するために、採用/育成/定着(attracting、developing、and retaining)を通して競合優位性がある組織を構築する。
-
製品/サービスの品質強化
製品/サービスの品質強化に向けて、チーム/部署をリードする。ビジネスを、製品/サービスの品質強化に向けて推進する。
-
効率性向上の促進
組織のリソースを効果的に活用し、業務効率を向上させる仕組みやプロセス、判断基準を作り、促進する。
ビジネス機会を広げる
GROW THE BUSINESS
組織の発展のためには、ビジネスを成長させ続けることが必要です。戦略的にビジネス提携(アライアンス)を構築したり、プロダクト・イノベーションを推進することがここには含まれます。組織および製品・サービスのブランド力を強化させ、国内外の新規市場への参入へ挑戦することも念頭に置きます。売上規模を拡大するためには、立案した戦略を実行し、新たな製品・サービスの立ち上げも進めなければいけません。時には市場・顧客からの評価のV字回復に努める必要もあります。
-
戦略的なビジネス提携(アライアンス)の構築(社外/組織外)
市場機会の創出やビジネス戦略実行のために、社外/組織外において戦略的提携関係(アライアンス)を構築する。
-
プロダクト・イノベーションの推進
事業の成長や競合優位性の獲得に寄与するイノベーション(画期的なアイデア/製品/サービス)を継続的に生み出し続ける組織風土を形成する。
-
高利益の事業成長の推進
利益の最大化に向けて、重要な市場機会を見出し、リソース活用の最適化を図る。
-
ブランド力の強化
組織の市場認知度を高める戦略を推進する。
-
国内の新規市場への参入
国内の新規市場に参入するための戦略を立案/実行することにより、新たなビジネス機会を創出する。
-
グローバルの新規市場への参入
海外の新規市場に参入するための戦略を立案/実行することにより、新たなビジネス機会を創出する。
-
競合戦略の実行
競合優位性獲得に向けたビジネス戦略の実行をリードする。
-
売上規模の拡大
持続的な売上規模の拡大を推進する。
-
新しい製品/サービスの立ち上げ(ローンチ)
市場機会を捉え、新製品/サービスの円滑な立ち上げを実現し、差別化するためのローンチ戦略を推進する。
-
市場からの評価のV字回復
顧客や関係者からの批判的な評価を、肯定的なものに回復させる。