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リーダーシップ・ポテンシャルの再考に役立つガイド

ハイポテンシャル人材の取り組みは、うまく機能すると、リーダーの準備度とパフォーマンスを大きく向上できる可能性があります。しかし、これまでに組織が行ってきた取り組みの多くは、効果的に機能しているとは言えない状況です。

MSC/DDIの調査「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2018」によると、65%の組織がハイポテンシャル人材を対象としたプログラムを実施していますが、そのうちの68%はあまり効果的ではないと回答しています。さらに、2011年から2017年の6年間で、組織のリーダーの供給体制が十分に整っている組織は、18%から14%に低下しました。リーダーの能力開発に対する投資は確実に増えているにもかかわらず、リーダーの準備度は低下し続けています。

特定の限られたグループを対象にしたハイポテンシャル人材の取り組みは多くの組織で取り入れられていますが、こうした取り組みの目的である「リーダー人材の継続的な輩出」には至らないことが多いのが現状です。さらに、ビジネスとリーダーを取り巻く状況は変わり続けており、一握りの「ポテンシャルの高いスター社員」に依存するだけでは、変化のスピードに追いつけなくなってきています。ビジネス環境が大きく変化している今、組織はリーダーシップ・ポテンシャルに対する考え方とアプローチを抜本的に見直し、変える必要があります。

「リーダーシップ・ポテンシャルの再考」に役立つガイドでは、ハイポテンシャル人材の取り組みの現状を検証し、これらの取り組みがうまくいかない理由やポテンシャルの高い限られた精鋭人材だけでなく、組織内のあらゆるリーダーシップ・ポテンシャルを引き出すためのアプローチを紹介しています。

  • ハイポテンシャル人材の取り組みを妨げる3つの障害
  • 現在のハイポテンシャル人材の取り組みでは不十分な理由
  • 変化し続けるビジネスとリーダーを取り巻く状況とその影響
  • リーダーシップ・ポテンシャルを引き出すための新しいアプローチ