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隠れたポテンシャルを引き出す実践的なガイド

競争力を高めるために、ダイバーシティ&インクルージョンの推進が重要であることは、その投資利益率(ROI)を裏付ける多数の調査によって示されています。実際、DDI社のグローバル・リーダーシップ・フォキャスト2018の調査では、ジェンダー・ダイバーシティが進んでいる組織(女性の割合が全リーダーの30%以上、上級管理職が20%以上の組織)は、持続的な成長をする確率が1.4倍高いことが明らかになっています。こうした組織は成長のスピードが速く、トライ&エラーを素早く実行するアジャイルなアプローチをとる傾向が強くなっていました。別の調査でも同様に、人種と文化の多様性が上位25%の組織は、業界トップレベルの利益をあげる確率が33%高いことが示されています。

ダイバーシティがビジネスにもたらすメリットを活用しないことは、組織にとって機会の損失になるだけでなく、競争上のリスクも伴います。

「隠れたポテンシャルを引き出す」実践的なガイドでは、これまで見過ごされていたポテンシャル人材を発掘し、アイデンティティの多様性と認知の多様性の両方を活用する必要性を考察しています。また、隠れたポテンシャルの表出を妨げる5つの組織的な壁に対処し、ダイバーシティ&インクルージョンで競争力を高めるための包括的なアプローチを紹介しています。

  • 2種類のダイバーシティの必要性(アイデンティティの多様性と認知の多様性)
  • 隠れたポテンシャルの表出を妨げる5つの組織的な壁
  • ダイバーシティ&インクルージョンを通じて、隠れたポテンシャルを引き出す方法
  • 社員の多様性を高める取り組み
  • インクルーシブ(受容的)な考え方と行動をはぐくむ取り組み