【HRD/MSC共催 講演録】リーダーシップの危機を乗り越える戦略的人材育成
~限られたリソースで最大の効果を生み出す育成手法の科学~
2025年9月17日、HRD株式会社(以下、HRD)と株式会社マネジメントサービスセンター(以下、MSC)は共催ウェビナー「リーダーシップの危機を乗り越える戦略的人材育成―限られたリソースで最大の効果を生み出す育成手法の科学―」を開催しました。
世界1万人超のリーダーと2千人以上の人事担当者を対象にした最新調査「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2025(GLF2025)」が示したのは、日本企業におけるリーダー育成の停滞と深刻な課題でした。
本ウェビナーでは、HRD代表取締役の韮原氏とMSC代表取締役社長の脇田とがデータと現場感覚を交えながら「リーダーシップの危機」を多角的に議論。70分間にわたる対話で浮かび上がったのは、日本のリーダーシップをめぐる「3つの危機」と、それを乗り越えるための具体的な戦略、育成投資の在り方でした。
本記事では、その内容をレポート形式でお届けします。
主な内容
1.日本企業が直面しているリーダーシップの危機
2.データが示す「3つの危機」
ーストレスの増加がまねく「静かな崩壊」
ー目的意識のギャップとリーダーへの信頼の低下
3. 危機を乗り越えるための3つの処方箋
ー処方箋1:エンゲージメントを高めるためのベストプラクティス
ー処方箋2:戦略的人材プールの構築
ー処方箋3:「ばらまき」ではない有効な育成投資戦略へ
4.今、人事とリーダーに求められること――本日の統括
登壇者プロフィール

HRD株式会社
代表取締役 韮原 祐介
1983年、千葉県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、アクセンチュアに新卒で入社。戦略策定、組織・人事改革、システム改革などに従事する。2012年~14年にかけてシンガポールに駐在し、ASEAN地域における日本企業の海外進出支援、組織・人事改革などを手掛けた。
2015年ブレインパッドの経営企画部長に就任し、中期経営計画の立案と実行を主導するかたわら、同社過去最大の大型案件を責任者として実行。同社の経常利益12倍、時価総額20倍超の達成に貢献。専門領域は、組織・人事改革、機械学習などのデータサイエンスやデジタルテクノロジーの活用による経営改善、サイバー防衛戦略。東京大学非常勤講師、東進デジタルユニバーシティ講師などを歴任。日本外交政策学会評議員。2022年から現職。著書に『サイバー攻撃への抗体獲得法』『いちばんやさしい機械学習プロジェクトの教本』がある。

株式会社マネジメントサービスセンター
代表取締役社長 脇田 幸子
広告代理店勤務を経て、マネジメントサービスセンター(MSC)入社。HRコンサルタントとして27年のキャリアを積む。2025年代表取締役社長に就任し、顧客の重要ポジションにおけるサクセッションマネジメントコンサルティングと運用支援を推進している。専門は、上級マネジメント・経営層を対象としたアセスメントと能力開発支援。DDIラーニング・システム認定マスタートレーナーとして、リーダーシップ開発を担うファシリテータの養成にも力を注いでいる。

株式会社マネジメントサービスセンター
LDX推進部 部長 シニアコンサルタント 山崎 瑞子
日本女子大学文学部卒。株式会社オリエンタルランドにて主に人事・教育部門で勤務。テーマパークで働くキャストを対象とした教育、モチベーション施策、社内広報等を統括するマネジャーを経て 2008 年より現職。コンサルタントとしては、リーダーシップ開発、課題解決ワークショップ等のファシリテーションを専門とする他、近年は複数階層に渡る教育カリキュラムの設計、採用プロセスのコンサルティング等、クライアントと密に組んだプロフェクトに取り組む。LDX推進部では、デジタルツールを活用した「学習者中心の学び」の設計に取り組んでいる。