リーダーの自己変革を促す内省の7ステップ ~バタフライ・エフェクトを生み出す内面からの能力開発~

ヒューマン・アセスメントの効果を最大限引き出すために
ますます複雑化する職場環境において、リーダーのストレスは急激に増大しています。MSC/DDIの「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2025」調査では、71%のリーダーが、現在の役職に就いて以来ストレスが大幅に増えたと報告しています。
さらに、初級・中級管理職のリーダーが自分の仕事に意義と目的を見出している割合は、2020年の44%から35%にまで低下しました。初級・中級管理職はますます目的意識を失い孤立している現状を表しており、組織の健全性やエンゲージメントへの影響が懸念されます。

弊社が提供するヒューマン・アセスメントのデータからも、リーダーの主体性や目的意識、創造性が低下している状況がうかがえます。
プレイヤーとして活躍してきた人が、リーダーの立場になっても引き続き自分らしさを発揮しつつ、組織からの期待にも応えていくためには、内省によって自己理解を深め、自己変革へとつなげていく試みが重要になります。
本ガイドでは、様々な企業のリーダーを対象としたアセスメントやトレーニング、1on1コーチングでの現場体験から得た臨床知や仮説を組み合わせながら、リーダーの自己変革を促す内省の方法についてご紹介します。
自己変革を促す内省の7つのステップ
1. 自己理解:客観的な自己理解
2. 自己受容:弱みの受容と存在意義の理解
3. 自己確立:信念の発掘と書き換え
4. 自己一致:自分らしい在り方と強みの発揮
5. 自己創造:ありたい姿の創造
6. 自己決定:能力開発テーマのフォーカス
7. 自己研鑽:次なる一歩の具現化
主な内容
- 自己変革の7ステップと全体像
- キャリアビジョン・マップで自己変革の物語を可視化する
- ヒューマン・アセスメントのデータから読み取れる傾向性
- なぜリーダー個人の内省が組織変革につながるのか
- リーダーの内省力が影響する3領域
- リーダーの「個人特性」を重視するパーソナライゼーションの時代の到来
- 能力開発の考え方
- マネジメントの視野を広げながら自己変革する
- 自己変革の7ステップと実践例と実践例
- 次なる一歩を踏み出すために
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執筆者プロフィール
株式会社マネジメントサービスセンター
シニアコンサルタント 松榮 英史(まつえ ひでし)
MSCにて、15年にわたり5,000人以上のビジネスパーソンの能力診断に従事。培ったヒューマン・アセスメントやフィードバックの技術を活かして内省を深める1on1セッションを提供し、リーダーの自分らしさを大切にした能力開発を支援している。MSC Webサイトに掲載している執筆コラムとして、「1on1で創るウェルビーイングな能力開発」(2021.07.16)、リーダーの「創造力」を引き出す3つのアプローチ(2022.03.01)、リーダーの視野を広げるアセスメント体験(2023.05.08)がある。