職場での成長実感にフォーカスしたキャリア自律支援ツール
LensPro-成長観サーベイ

成長実感をビジュアライズ、キャリア自律の推進へ!

成長実感や働きがい、仕事に対するエンゲージメントの不足に悩む若手層から、部下育成を担う管理職を対象に成長観(どのようなポイントに成長を実感しやすいか)を可視化し、キャリア自律を推進するツール

サービス概要

LensPro-成長観サーベイ

成長観サーベイは、ビジネスパーソンの成長実感の向上とキャリア自律を支援するため、弊社が法政大学キャリアデザイン学部の坂爪洋美教授と共同で開発したツールです。

若手層から管理職までの幅広い層を対象に、様々な仕事の場面における成長の実感に関する質問項目についてご回答いただくことで、各人が成長を実感しやすいポイント(成長観)を把握できます。

世代や仕事の経験によって異なる成長実感を可視化し、自己理解や他者(上司・部下)理解を深めることができます。従業員の成長ニーズやエンゲージメントに関する基礎データとすることで、貴社の人事施策の検討にご活用いただくこともできます。

●成長観モデル

成長実感ポイントを網羅する
・2つの「軸」:仕事、評価
・4つの「側面」:タスク面、スキル面、自己評価、他者評価

成長観診断の2軸4側面モデル

解決できる課題・活用シーンについて

職場での成長実感ポイントの把握、成長の促進や人事施策の検討にも活用可能

◆(自分/部下の)成長実感ポイントを知りたい、理解を深めたい

近年、若年層を中心とした離職が以前にも増して頻繁になっていることが指摘されています。その理由の一つに、「今の会社では成長している実感が持ちにくい」といった若年層の不安が挙げられています。成長実感ポイントに関する定量的なデータは、自己/部下/上司の理解に役立ちます。

◆可視化されたデータを用いて、管理職研修、1on1等施策の内容を充実させたい

管理職向け研修で日ごろの部下育成に関してデータに基づいたフィードバックを盛り込んだり、1on1等の上司-部下間の面談でデータに基づいた資料を提供することを通じて、既存施策の内容を充実させることができます。

サービスの導入メリット

若手層と管理職層の成長実感や働きがい、仕事に対するエンゲージメント向上や効果的な部下育成が可能になります。

成長観診断の導入メリット

サービス詳細

「成長観サーベイ」とは世代や仕事の経験によって異なる成長実感を可視化し、キャリア自律を推進するための診断ツールです。(※本サーベイはパーソナリティ診断ではありません)

サーベイの実施

サーベイの実施

上司や部下が成長を実感する ポイント(成長観)を、仕事軸と評価軸の体系的な枠組み・多面的な視点から把握します。

成長観の把握

成長観の把握

サーベイの結果から、重視し ている成長のポイントを把握できます。上司・部下で実施した場合は、それぞれの成長観の違いを把握できます。

幅広く活用可能

幅広く活用可能

サーベイの結果を様々な形で 活用することができます。HR担当ならリテンション策を検討する参考に、上司なら部下への育成的な関わりをより効果的に変えることにも使えます。

●成長エピソードに基づく体系的枠組み

各種の調査や研究で収集されているビジネスパーソンの成長エピソードから、成長実感ポイントを網羅する2つの「軸」、4つの「側面」、10の「要素」を抽出・定義し、成長実感のプロフィールを可視化できるようにしています。

●オンラインでの受検

オンラインのフォームで30の質問項目にご回答いただくだけで、17指標から成長実感ポイントを点検していただけます(結果は後日、一枚のシートにまとめてお返しします)。

●結果シート

視覚的に分かりやすいチャートと数字で成長を実感するポイントを出します。上司・部下で回答いただいた場合は、上司と部下の成長を実感するポイントの違いも明らかになります(GAP分析)。

成長観診断の結果シート

●活用ガイド

成長観サーベイの結果を職場の具体的行動の振り返りに活用いただくため、「結果シート」の解説や代表的な得点パターンの解釈例、結果を今後に活かしていくためのワークシートをご提供します。

成長観診断の活用ガイド

●「LensPro-メンターシップ・サーベイ」と組み合わせて実施

「成長観サーベイ」と「メンターシップ・サーベイ」を組み合わせて実施いただくことで、成長をさらに加速させることができます。「メンターシップ・サーベイ」は、管理職の育成的関与にフォーカスしたサーベイです。

▶「LensPro-メンターシップ・サーベイ」の詳細はこちら!

サービス開発背景

職場の若手層や管理職が成長実感や働きがい、従業員エンゲージメントの低下に悩む背景には、現代社会における急速なビジネス環境の変化、テクノロジーの進化による労働市場の変化が挙げられます。従来型のキャリアパスや組織の枠組みが崩れ、個人の自己責任や自己成長が強く求められる時代となったことにより、現代のビジネスパーソンは自分自身のキャリア、成長について、より主体的な関与を求めるようになっています。

このような背景から、個々人の成長観を可視化し、キャリア自律を促進するツールへのニーズが高まっています。MSCの成長観サーベイは、若手層や管理職層に対し、自身の成長につながるポイントやその全体像を明確に可視化することで成長実感や働きがい、エンゲージメントの向上を可能にします。個々の成長の促進が、引いては組織全体のパフォーマンス向上につながります。

※弊社の定義する「成長観」とは、個人が仕事を通じて成長を実感するポイントや、それらによって描かれるプロフィールを指します。


■共同開発者プロフィール
法政大学 キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科
教授 坂爪 洋美 氏

・慶應義塾大学文学部卒業
・民間の人材紹介会社に勤務後、同大学大学院経営管理研究科博士課程単位取得退学。博士(経営学)
・日本労務学会元会長、日本労働研究雑誌元編集委員長、労働政策審議会職業安定分科会労働力需給制度部会委員
・専門は産業・組織心理学
・近著に『シリーズダイバーシティ経営 多様な人材のマネジメント』(中央経済社、2022年、共著)
 『シリーズダイバーシティ経営 管理職の役割』(中央経済社、2020年、共著)
 「管理職の役割の変化とその課題 ──文献レビューによる検討」(『日本労働研究雑誌』、2020年、単著)、など

本サービス利用者の声

  • 仕事を通じた成長ないし働きがいについては普段従業員に直接聞くことが少なく、人事の耳にも届きにくいテーマなので、データとして可視化してもらうことで理解が深まった。(人事担当者様)
  • 育成はどうしても現場の管理職任せになってしまうところがあったが、組織単位での分析データなどを使えば人事施策にも十分活かせそうだと感じた。(人事担当者様)
  • 部下の成長実感を高める重要性を感じてはいても、具体的なアプローチとなると難しさを感じていたので分析結果が役に立った。(受講者様)

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