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オンライン・アセスメント導入事例~管理職候補としてのマインドセットと自己認識を活用した能力開発

オンライン・アセスメント導入・活用事例

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管理職候補としてのマインドセットと自己認識を活用した能力開発

オンライン・アセスメント実施事例~管理職候補としてのマインドセットと自己認識を活用した能力開発

企業概要

  • 業界業種

    食品メーカー

  • 組織規模

    約1,000名以上

  • 対象階層

    主任・係長・リーダー
    ・現場責任者

  • 対象部門

    営業・企画・調達
    ・管理部門

導入背景

同社は食品製造・加工事業を展開しており、新鮮で品質の高い原材料を用いて、多彩な食品・製品を製造しています。製品ラインナップには、冷凍食品、缶詰、調味料、お菓子、飲料、冷蔵食品などが含まれ、多くは国内外の市場に供給されています。

これまで10年以上にわたり、管理職候補研修の名の下に、対面形式での集合研修を実施してきました。しかし、現在は世の中や会社の状況、そして社員の価値観が変化し、管理職のみのキャリアパスを見直すことになりました。

また、同社特有の問題もありました。同社が持つ強力な商品開発力と新商品のローンチスパンの短さが、営業戦略を頻繁に変化させる結果となり、メンバーの育成が十分に進まないという問題もありました。しかし、対象の人材が管理職になるにせよ、エキスパートを目指すにせよ、会社において重要なポジションを担うことには変わりはありません。その結果、「中堅社員研修」へと名称を変更すると共に、研修の内容も見直すことになりました。

それぞれの社員は、一般社員・作業者の目線から、管理職やエキスパートとしての職責を果たすようになるべく、視座を高め、組織全体の成長と成功に寄与できる人材にレベルアップしてもらう必要がありました。

そのような中、従来の研修に加えて、オンライン人材アセスメントLeadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)も併せて活用することに決めました。

Leadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)が選ばれた理由

受講者の研修を受ける姿勢を、受動的から能動的に変化させたかった。

管理職とエキスパートのどちらにもキャリアパスを準備しているので、リーダーシップに特化したアセスメントの結果は受講者として有用な指標になる。

研修前に、時間・内容共に大きなものを受講者に事前に受けてもらうことは、現実的に難しく、ちょうど良いものがLeadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)だった。

実施内容

  1. Step1

    オンライン・アセスメント受講者の選定

    対象者は、営業・企画・調達・管理部門などの管理職候補、約20名です。

  2. Step2

    オンライン・アセスメントの受講

    オンライン人材アセスメントLeadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)と、内省を促すグループフィードバックを実施しました。

    具体的には、Leadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)受講後、受講者には結果を返却し、結果の読み解き方を解説した動画を視聴していただきました。その後、グループフィードバックでは、改めてレポートの結果の捉え方を一つずつ丁寧に解説した上で、自身の結果の振り返り、他者との意見交換、自身のキャリア志向と会社の方向性を踏まえて今後どのようなステップアップを目指すか考える時間などの内容を実施しました。

  3. Step3

    経営陣および人事部門への報告会を実施

    研修実施後の所感の報告を、経営陣および人事部門へ行いました。今までは、コンサルタント独自の考えに基づくものでしたが、今回はLeadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)のデータを踏まえて、全体傾向や個別の特性について報告を実施しました。

  1. Leadership Snapshot
    とは

    管理職としての適性(個人特性)と能力(コンピテンシー)を診断するオンライン人材アセスメントです。


    初級管理職や次期管理職候補を対象に、短時間かつ高い精度で受講が可能で、人材アセスメント結果を選抜(昇進昇格・採用)や個人の成長につなげることができます。

導入効果

  • ▶重要なポジションとしての意識醸成!

    受講者本人にとっては、年齢が高くなるにつれて、フィードバックを受ける機会が少なくなる背景があったので、人事が想定していたよりも、受講者はLeadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)の結果に強い関心があることが分かりました。受講後の調査では、能力の可視化と、フィードバックセッションによる深い気づきにより、受講者が自身の強みと能力開発領域をはっきり認識する機会を得ることができ、実際に職場でも意識した上で業務に当たることができているという声が多かったです。また、自分自身の診断結果が具体的に示されることで、受講者の研修への取り組みが以前より一層真剣になりました。

  • ▶キャリアパスを考えるきっかけに!

    受講者の中には、管理職よりも専門職の方が適しているのではないかという新たな気づきを得た方々がいました。自身の中では漠然としていたものが、診断結果に納得し、自分自身で今後のキャリアを決める一つの材料になったとのことです。もちろん、管理職を目指そうという意思決定をされた方々もいました。

  • ▶有力な管理職候補の特定へ!

    将来的に管理職、専門職として有望な方々を、特定することができました。定量的な結果データとコンサルタントの定性的な所感を組み合わせた報告会を行うことで、非常に納得感が高かったです。特に、優秀な人物は明確に分かりますが、埋もれてしまっている人材も中にはいることが分かりました。後から、現場社員へヒアリングを行ってみると、現場での所感とも一致しており、オンライン人材アセスメントLeadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)の有用性が理解できました。

お客様の声

  • 【受講者】:自分で思っていたよりもできる部分、反対に思っていたより不得意な部分について理解ができました。今後の自分の成長に活かしていきたいです。

  • 【受講者】:今まで漠然とキャリアの方向性に悩んでいましたが、今回の結果を踏まえて自分の目指すべき方向が明らかになりました。非常に有意義な研修プログラムでした。

  • 【人事担当者】:受講者の満足度が明らかに以前よりも高まりました。また、Leadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)の結果を踏まえて、社内では気づいていなかった点が見つかったことは、とても有意義だったと思います。

  • 【役員】:アセスメントデータを用いて報告していただくことで、以前よりも非常に高い納得感をもって現状について理解できました。

今後の取り組み

研修実施の前にはオンライン人材アセスメントLeadership Snapshot(リーダーシップ・スナップショット)を組み合わせることを決定しました。少ない負担にもかかわらず、上述のように、受講者本人、人事、経営陣、それぞれに明確な良い影響があることが分かったためです。

今後は定性的な部分だけでなく、データドリブンで施策を行っていきたいと考えています。

よくあるご質問

  • 「結果レポート」、「レポート読み解き動画」の2つを提供して、研修前に内容を確認していただきました。それにより、自分自身の結果についてどのように捉えたらよいのか、どのように結果を活用することができるのかといった点について、研修前に受講者の皆様にはインプットしていただきました。

  • ほぼ必要ありません。最初に弊社の営業担当と、実施時期、条件、対象者のすり合わせや、実施環境テスト等を行っていただきます。各受講者へのご案内は、弊社から配信します。能力開発目的の場合、受講者本人が個人レポートをダウンロードすることも可能です。グループレポートや評点一覧は、全員の受講が終了してから5営業日後に納品します。

  • 違いは大きく2点あります。1点目は、対象者が初級管理職(マネジャー・課長クラス)や次期管理職候補(主任・係長クラス)に特化していることです。2点目は、個人特性だけでなく、能力(コンピテンシー)についても測定を行う点です。

  • 従業員の採用、昇進・昇格、育成の判断材料として使うことができます。スコアの高い候補者は、リーダーとしての成功可能性が高い、もしくはより早い成長が見込めます。さらに効果を高めるには、以下のように他の研修と組み合わせて受講されることをおすすめします。

    採用時:面接官トレーニング「ターゲット・セレクション®(Targeted Selection)」と組み合わせることで、さらに正確で効率の良い採用が可能となります。

    昇進・昇格:シミュレーション形式のオンライン・アセスメントManager Ready®は、より詳細な診断ができるため、昇進・昇格の細かな判断材料となり、さらに踏み込んだ能力開発につなげることが可能です。

    人材育成:能力開発のトレーニング「インタアクション・マネジメント®(Interaction Management)」と組み合わせることで、リーダーとして活躍する確度を高めることが可能となります。

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