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【新サービスリリース】新任経営幹部が陥りがちな落とし穴を予測し、素早く適応するためのエグゼクティブ・コーチング~プレッシャー・ポイント・コーチング

50年以上の歴史を持つ人材・組織開発コンサルティングを行う株式会社マネジメントサービスセンター(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:遠山 雅弘 以下、当社)は、 新任経営幹部が陥りがちな落とし穴を予測し、素早く適応するためのエグゼクティブ・コーチング「プレッシャー・ポイント・コーチング」のサービスを開始しました。

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開発背景

人的資本の情報開示が求められる中、経営幹部のサクセッション・プランの重要性はより高まっています。一方で、弊社独自の調査*によると、「リーダーの役割を担うことができる優れた人材の供給体制がある」と回答した人事担当者の割合は、2020年の新型コロナウイルスによるパンデミック以降、国内・グローバルともに低下し回復していません。

*グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト
弊社のパートナー企業DDI社と共同で実施している世界規模のリーダー調査。世界50か国以上のリーダー、人事担当者の回答を検証し、人材育成のベストプラクティスとリーダーシップの未来を導く重要なトレンドを集約。
https://www.msc-net.co.jp/report-glf2023mainreport/

また、ビジネス環境の変化が激しくなり、経営幹部にはこれまでと異なる戦略や意思決定が、より高いレベルで求められています。加えて、人材育成の観点からも、早期の抜擢やM&A先企業への出向などを通じてタフアサインメントを行い、修羅場経験の機会を提供する企業が増えています。これまで活かすことができていた自身の強みや持ち味が通用しなくなったり、新しい環境で大きなプレッシャーを受け、以前は気づかなかった自身の弱みやリスクが明らかになったりすることは成長につながります。

しかし、有望な人材が十分な準備をしないまま経営幹部になり、新しい環境に適応できず、組織力の低下を招くケースは少なくありません。タフアサインメントは、成功確率が低いからこそタフだと言われ、失敗の原因を対象者個人に求めてしまいがちです。しかし実態は、新しい役割への移行が組織的にデザインされていないという組織の育成力の問題でもあるのです。前述の調査によると、リーダー自身が最も望む学習手法として、「社外の専門家によるコーチング」が最も高く、次に「能力開発を目的とした任務」であることからも、タフアサインメントだけではない新しい役割への移行プロセスの支援が求められています。

そのような背景から、経営幹部への移行プロセスを人材の選定と並ぶサクセッション・プランにおける重要なテーマとして捉え、経営幹部にスムーズに移行するための短期間で即効性のあるアプローチとして、新しいエグゼクティブ・コーチング「プレッシャー・ポイント・コーチング」のサービスをリリースしました。

プレッシャー・ポイント・コーチングとは

経営幹部が発揮すべきリーダーシップの中で、自身が特に陥りがちな落とし穴を予測し、新しい役割に素早く適応することを目的としたエグゼクティブ・コーチングです。

3回のセッションで、各参加者の具体的な課題の解決に向けて即座に実行できる行動を学びます。まず、自身の役割における現状認識を通じて優先度の高い課題を特定します。次に、経営幹部にかかる4つのプレッシャーの観点から、自身の強みとリスクを見極めます。そして、落とし穴を回避するために即実行可能な能力開発計画を作成します。


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