経営幹部向けアセスメントセンター方式
エグゼクティブ・アクセラレーション・センター

経営幹部の準備度を診断するアセスメント

エグゼクティブ・アクセラレーション・センター(EAC)は、組織の重要な戦略的優先事項を
実行する人材の質を診断する優れた手法です。

MSC/DDIは、効果的で予測妥当性の極めて高いアセスメントツールや手法
(ある経営幹部の1日を反映したシミュレーション、パーソナリティ診断など)
を組み合わせ幹部社員の準備度を明らかにします。

エグゼクティブ・アクセラレーション・センター(EAC)とは

エグゼクティブ・アクセラレーション・センター(EAC)とは経営幹部候補が対象の複合的なアセスメントサービスです。

組織の経営幹部・上級管理職が日常的に直面している課題や場面を反映したシミュレーションと、パーソナリティ診断やインタビューにより、対象者が当該職務に就いたときのパフォーマンスを診断します。シミュレーションは、カリキュラムを1日かけて実施します。1名から受講可能です。

アセスメント実施後は、充実したレポートを基に個別フィードバック面談を提供します。また、経営および関係者に対し、育成計画や配置転換に役立つ戦略的なタレント・レビューを実施します。

MSC/DDIは、 50 年にわたる研究と実践に基づいて構築および検証された人材アセスメントによって、経営幹部候補者のパフォーマンスを予測できる最適なデータを提供します。

エグゼクティブ・アクセラレーション・センター(EAC)で解決できる課題

課題

外部評価によって、対象者の経営幹部として準備度・適性を明らかにする

課題

効果性の高い後継者育成計画を策定する

課題

サクセッションプランへのノミネートや経営幹部任用の意思決定の質を高める

課題

経営幹部候補人材プールの充足度・準備率を把握する

エグゼクティブ・アクセラレーション・センター(EAC)の特長


  • point1
    リアルな経営幹部体験
    参加者には、ビジネスシミュレーションを通して困難な利害関係者への対応からビジョンと戦略の構築に至るまで、経営幹部が直面する課題に対応してもらいます。その際の行動をコンサルタントが評価し、経営幹部としての準備度合いを定量化します。
  • point2
    グローバルベンチマークができる詳細なアセスメントデータ
    シミュレーション・性格診断の複合的アセスメントから詳細なプロフィールデータを提供します。シミュレーションの結果レポートは、具体的な行動ベースまでフィードバックがなされており、選抜だけではなく能力開発にも活用できる仕様となっています。また、シミュレーションの結果レポートもパーソナリティ診断もグローバルデータとの比較が可能です。
  • point3
    主要な経営課題に対する準備度を測定
    どのような評価基準で経営幹部を選出したのか、は選定理由を説明する上で重要です。EACでは、参加者のコンピテンシー傾向と性格特性から、特定の経営課題に対応する準備ができているか否かを診断することができます。
  • point4
    充実したレビューによる育成の加速化
    詳細なレポートをもとに、コンサルタントから参加者に個別のフィードバック面談を実施します。また、組織に対して戦略的なレビューを実施することにより、対象者の育成を意図したアサイメントなどが可能になり、能力開発を加速化することが可能になります。

導入プロセス

1

全体設計

人事関連情報の把握や経営・人事部門関係者へのインタビューを通じ、全体計画を立案し、コンピテンシーとシミュレーション(演習課題)を設定、カリキュラムの作成を行います。

2

事前課題

パーソナリティ診断の回答、シミュレーションの事前情報の読み込みをします。

3

シミュレーションの実施

参加者に、ある経営幹部の1日をシミュレーション体験していただき、行動観察します。

4

評価

複数アセッサーにより個人別のデータを統合し、評価と傾向性をレポートにまとめます。

5

フィードバック

結果を参加者や組織へレポート形式でフィードバックします。

6

タレント・レビュー

参加者の個人・全体傾向を報告し、昇進/昇格、選抜や能力開発、サクセッションプラン等に活用します。

カリキュラム

事前課題:実施の2週間前を目安にご案内します。

DAY1

シミュレーション体験

  1. オリエンテーション
  2. 業務運営上の戦略的課題への対応
  3. 直属部下へのコーチング面談
  4. 重要ビジネスパートナーとの電話会議
  5. ビジネス分析と事業戦略の策定
  6. ビジョンスピーチの収録
  7. 上司への事業戦略のプレゼンテーション
  8. 振り返り・まとめ

※フィードバック面談(120分)は後日実施
※標準カリキュラムです。お客様の要件により変更となります。

よくあるご質問

Q:エグゼクティブ・アクセラレーション・センター(EAC)のオープンセミナの開催はありますか?
A:はい、ございます。オープンセミナーの詳細とお申し込みはこちらです!


Q:アクセラレーション・プールとは何ですか?
A:アクセラレーション・プール (Acceleration Pool)とは:対象経営管理階層(例:経営職、上級管理職)の後継者を準備するために、リーダーとしての将来性が見込まれる人材を特定し育成する、 体系的な仕組みです。

AP (Acceleration Pool)のメンバーは、 現有能力レベルを超える難しい仕事やタスクフォースへの任命など、最大限の学習ができて、しかも社内で最も注目されているような場が与えられ、短期間で速やかに育成されます。一般に、 AP方式では、 大勢の候補者を広く育成する従来のハイポテンシャル・ リスト方式と比較して、 より少数の候補者を集中的に育成します。


Q:経営幹部に必要な能力とは何ですか?
A:経営幹部に必要な能力は多岐にわたります。まず、ビジョンを持ち、それを明確にコミュニケートする能力が求められます。

これにより、組織全体の方向性を示し、従業員のモチベーションを高めることができます。また、戦略的思考力も重要であり、長期的な目標達成のためには市場の動向を理解し、組織の強みと弱みを把握することが不可欠です。決断力と問題解決能力も重要な能力の一つであり、複雑な状況やプレッシャーの下でも明確かつ効果的な判断を下すことが求められます。

人材マネジメントとリーダーシップ能力は経営幹部にとって中心的な役割を果たし、チームを効果的にリードし、育成し、動機付けすることが重要です。

さらに、高い倫理規範と誠実さも絶対に必要であり、経営幹部は組織の倫理と価値を体現し、模範を示すことが求められます。最後に、経営幹部は変化を受け入れ、新しい学習と成長の機会を追求する柔軟性と開かれた心を持つことが重要です。


Q:EAC報告書(レポート)の特徴を教えてください。
A:エグゼクティブという経営層ポジションに就く人材は、パーソナリティがより重要な要素を占めることから、パーソナリティの結果を重視し、コンピテンシーとパーソナリティが統合されたレポート形式です。さらに、個人の成長だけでなく、個人が組織に与える影響を考慮しつつ、今後の能力開発を検討・議論する上で、個人の考察を深堀りしやすいレポート構成となっています。


Q:フィードバック面談(120分)の構成を教えてください。
A:以下はフィードバック面談の構成となっております。
フィードバック面談(120分)構成

オープニング

  1. ・自己紹介
  2. ・フィードバックの進め方説明
  3. ・受講生のバックグラウンドインタビュー(キャリア・業務内容・現在の役割等)

アセスメント結果のフィードバック

  1. ・アセスメントデータに関する質疑応答
  2. ・シュミレーション型アセスメントのフィードバック
  3. ・パーソナリティ診断のフィードバック

能力開発計画の策定

  1. ・強化するコンピテンシーの特定
  2. ・アクションプランの検討/アドバイス


Q:サクセッションプラン(後継者計画)についてもう少し詳しく知りたいです。
A:サクセッションプランニングについてFQA方式でわかりやすく説明しています。良ければ、ご参照ください。詳細はこちらです。