【調査/レポート】
ポテンシャルを成果に変える実用的なガイド組織のリーダーシップ・ポテンシャルを最大限に引き出し、ビジネス成果につなげるためのアプローチを紹介しています。
外部環境と組織内の年齢構成が大きく変化する中で、組織が成長をし続けるためには、次世代を担うリーダーとしてのポテンシャルをもつ人材を早期に発見し、その能力の開発を加速させるシステムを早急に構築する必要があります。しかし、ポテンシャル人材の発掘や育成に関して、一貫性が担保されていない、公平・公正な評価体制が構築されていないといった課題が依然として解消されず、期待通りの効果を得られていないことがよく見られます。
将来を担うリーダーの確固たるパイプラインを構築していくためには、対象を広げて優秀な人材を特定するだけではなく、成長の可能性を見極めて、能力を引き上げていく育成の観点も含めた取り組みが不可欠です。MSCはポテンシャルを「リーダーとして長期にわたり成長する可能性」と定義しており、特定の部門や人材に偏ることなく組織全体から幅広くポテンシャルのある人材を発掘し、育成を加速するプロセスを推奨しています。