Careers 採用情報
コンサルタント紹介
廣岡 直之
(コンサルタント)
前職では国内営業本部に在籍、関西市場を中心に10年間営業活動に従事。機械メーカーとして扱う商材の幅が非常に広く、建設・工場・自治体や小売など様々な業界の方々と向き合い、現場の課題解決に努める。チームマネジメントや社内の研修講師を経験する中で、顧客への価値提供を通じて社会を変える根幹は「人の成長」だと強く感じ、この部分に深くコミットできるMSCへ入社。「組織全体の成長」という大きな目的につながっていく人材育成を、一人一人に合わせた形で考えていくことをモットーとしている。
Q:MSCに入社した理由を教えてください。
A:前職でMSCのヒューマン・アセスメントを受けたのですが、その際担当されていたコンサルタントの方を見て、こんな人になりたいと思ったのが最初のきっかけです。その時はすぐに転職とはなりませんでしたが、社内で新入社員向けの研修講師を担当する機会があり、MSCのことを思い出しました。そこから、「そういえばこういう楽しい仕事があったんだ」と応募するに至りました。
また、選考過程でコンサルタントとの面接があり、仕事内容について詳しく話を聞いた際、自分の「したい」ことと、自分に「できる」ことが両方実現できるのではと思いました。もともと営業職でしたが、人前で話すこと自体が好きなことに加えて、人そのものが好きなのでフィット感を感じました。入社の決め手は、生き生きとしゃべっている自分の姿が想像できたことですね。
Q:入社して1年目の仕事の状況について教えてください。
A:4月に入社して、初年度の顧客先での登壇は80日前後でした。1年間、ものすごく濃い毎日でしたね。前職ではある程度オフィスに出社して、同じクライアントと話をするというルーティンで仕事をしてきたため、日々こんなに違うことに取り組むことはありませんでした。80日という数字は、違う毎日が80通りあるということで、それが刺激的で楽しかったです。
Q:休みの日はどのように過ごしていますか?
A:子供が小さい頃は、休みの日はひたすら子供と過ごしていました。あとは、ゴルフ、サーフィン、スノーボードなど、結構いろんな趣味をやっていました。自宅での仕事も多いので、自分で時間を管理するのが重要ですね。
また、平日は出張も入るため、家をあけることが多くなります。なので、週末はできるだけ家族との時間を大切にしています。自分の仕事や調べたいことを優先してしまいそうになりますが、あえて家族と過ごすことで自分の気持ちにも豊かさを感じることができ、うまくバランスが取れているなと感じることが多いです。
Q:1年目の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
A:一番嬉しかったのは、新入社員研修を担当した時のことです。2日間の研修が終わった後で、受講者の皆さんが私を囲んで写真を撮ってくれたり、「廣岡さんについて行くぞ!」みたいな感じになったりしました。最後に今後の目標を宣言してもらうのですが、「廣岡さんに宣言したことを1年間やりますので、2年目の研修にも絶対に来てください」と言われた時は嬉しかったですね。彼らに何かしらの前向きな気持ちを与えられたのではないかと実感しました。
他には、受講者の方から個別に、自身の能力開発に関する相談をしてもらえたのも嬉しかったです。2日間の研修で2日目の朝、研修前に個別に声を掛けられ「昨日の廣岡さんとのやり取りで、ぜひ話を聞いてもらいたいと思ったので、打ち明けます」と涙ながらに自分の悩みを話してくれたんです。クライアントの社内で有望とされている人だったので、もしかしたら周囲にはそういう弱みが見せられなかったのかもしれません。こういうところが外部である我々コンサルタントが関わる醍醐味だと思います。
Q:入社1年目はどんなことに苦労しましたか?
A:リモート研修などで、相手の反応がわかりづらいと、思いがあふれて一方的にしゃべってしまいがちなんです。終わってから「自分の話す割合がちょっと多かったな」「もっと受講者の言葉を使って進められたのでは」と反省することもありました。
また、ヒューマン・アセスメントでは、客観的に人物を捉える必要がありますが、どうしても自分の思考の偏りが出てきてしまうので、そこをチューニングするところが難しいです。
Q:前職での経験が活かせている場面はありますか?
A:はい。例えば、同業種・同業界のクライアントの研修では、自分が体験してきたことから、「求められる役割はこうだよ」「現場ではこういうことを求められるんだよ」と、受講者が想像しやすいように話すことができますね。
Q:こんなコンサルタントになりたい、こんなことに挑戦してみたいなど、これからのキャリアのイメージをお聞かせください。
A:私は、いい意味で、あまり20年後のような長期設定を持たないようにしています。現在30代中盤で、今は組織の中の「個人」に対する成長支援が中心ですが、30代のうちに、自分がメインとしてクライアントの組織全体に提言できるような存在になりたいと思っています。手段は、ヒューマン・アセスメント、トレーニング、コンサルティングのどれになるかわかりませんが、組織に対してより大きなインパクトを与えるような提言をしていくことが、30代の目標だと思っています。入社した時は個に寄り添いたいと思っていましたが、仕事をしていくうちに、それだけではないと思うようになりました。今は「個」と「組織」の両方に必死に目を向けようとしています。
Q:最後に、これから仲間になる人にメッセージをお願いします。
A:MSCへの入社を検討している方は、人を通じて何かしらお役に立ちたいという想いがあるのではないでしょうか。MSCには、同じ気持ちを抱えた人がたくさんいます。仲間と同じ熱量、同じ視点で話ができるので、すごく居心地がいいです。それをぜひ、実際に入社して体感してほしいと思います。